バブアーは英国初のブランドで、オイルドジャケットが一般的に知られています。
10年くらい前は古着屋で取り扱われていても、知る人ぞ知るブランドで、そこまで人気は無かったように思います。
特に古着ではオイルのにおいもきつくなっている場合も多いので。。。
そんなバブアーはいつの間にかセレクトショップでもたくさん扱われるようになり、いつものオイルドの他にも、オイルドではないただのコットン生地、ウール生地等々様々な素材で登場するようになりました。
モデル(品番)も今ではたくさんありますが、やっぱり人気なのはショート丈のBedale(ビデイル)です。
ショート丈の方がパンツを選ばず使いやすいのは言わずもがなでしょう。
そういった使いやすさから一番人気となり、セレクトショップ等でも最も多く扱われているモデルです。
しかし私はBedaleよりBorder(ボーダー)を推します。
好みと言われればそれまでですが、ボーダーは相当イケてます。
まず、以下ではボーダーの詳細をレビューしていきます。
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Barbour Borderの外観
まずはフロントから。

下記に載せたビデイルに比べるとずっと丈は長いです。
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ビデイルよりやや丈が長いビューフォートといわれるモデルがありますが、以下に載せたビューフォートはハーフコートといった感じで、ボーダーはロングコートに近いです。
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「ロングコートに近い」なので、ロングコートほど丈が長いわけでもなく、使いやすい丈だと思います。

フロントには左右にポケットが2つずつ、計4つあります。
いずれのポケット大容量なので、ちょっとした荷物ならこれらのポケットで事足ります。

襟はコーデュロイ切り替えなので、チンストラップを使って襟を立ててもしっかり首元が保温されます。

襟を立てたこの外観、イケメンですよね?

フロントジップには素敵なブランドの刻印が。

フロントの胸元にも隠れたポケットがあります。
貴重品などはここに入れておきましょう。

ジップが二つありますが、左側はこのコート自体のジップで、右側はライナーを付けるためのジップです。
当然ながら、ライナーとコートのサイズは同じものを選びましょう。
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ライナージップをよく見ると。。。

ここにもお洒落なブランドロゴが。

ジップを開いて中を見ると、バブアーといえば!なチェックが登場。
素敵な柄です。

ポケットは2つです。
ケアマーク部に1つ(見にくいですがロックファスナーのステッチがあります)、スナップボタン付きの大きなポケットが1つ。

反対側(左半身側)は1つです。

脇下にはムレ防止のハトメ穴。
このあたりも抜かりないコートですね。

当然、後姿もイケメンでしかないです。

袖口はこんな感じ。
たしかビデイルはリブだったような?
なぜ人気のビデイルよりボーダーなの?
さて、なぜビデイルではなくボーダーを勧めるのかについてです。
それは答えはシンプルで、ショート丈なら他に選択肢が多いこと、そしてオイルドコートのロング丈が雰囲気抜群であることです。
①ショート丈の選択肢の多さ
使いやすいとされるショート丈アウターですが、バブアーのようなオイルドジャケット以外にも素敵なものはたくさんあります。
たとえばダウンジャケット。
ショート丈、あるいはお尻が隠れる程度のミディアム丈であれば、国内外問わずたくさんのアイテムがリリースされています。
ダウンで膝丈だとベンチコートのような雰囲気になりかねないので、やっぱり短めの方がいいですよね。
あるいはレザージャケット。
シングル/ダブルライダース等々、レザーも同じくショート丈が素敵だと思います。
ロングのレザージャケットなんて合わせにくいったらないでしょう。
たまたま例としてダウンやレザーを挙げましたが、やっぱりショート丈のコートの選択肢はとにかく幅広いです。
そして、②の理由です。
②オイルドコート×ロング丈の雰囲気の良さ
結局これです。
私自身、バブアーといえばビデイル!ショート丈!といった考えでいました。
しかしあるときセレクトショップでボーダーを見かけ、衝撃を受けました。
なんてかっこいいんだ。。。!と。
その流れで試着、私が購入した当時(4~5年前)は約60000円しないくらいでしたが即決しちゃいましたね。
ハンガーにかけている状態でも雰囲気抜群、着てみるとさらに雰囲気が増しました。
オイルド自体男くさいアイテムではありますが、よりそれが増した、といった感じでしょうか。
ショート丈だと良くも悪くもカジュアルだったのでそう感じたのかもしれません。
ビデイルは見た目はもちろん使いやすそう、そして着てみても実際多くの人が似あう万能アイテムと言えます。
しかし一方で、一見合わせにくそうなロング丈ボーダーは、着てみると印象が変わります。
とにかく着てみてほしいです。
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バブアーのサイズ感
165cmやせ形の私は34を選んでいます。
ライナーは付けず中に厚手のニット等は着られます。
36だとけっこう大きく、丈も長くだらしなくなってしまうイメージでした。
32だと着られないことはありませんが、肩がきつく中にニットすら着られないのでは?ってくらいタイトでした。
丈や身幅というより、全体のサイズ感として32は女性じゃないとけっこうきついかもと思いました。
ピタピタに着たい人はアリだと思いますが。
店員さんと話しましたが、適応サイズはざっくり以下のイメージです。
165cm以下あるいは女性…32
165cm前後…34
170cm前後…36
175cm前後…38
180cm前後…40
185cm前後あるいはそれ以上…42以上
ピタピタにはならず、ほどよくゆとりがあるサイズを選ぶのではあればこんな感じかなーと。
タイトが好みであれば、体型次第ですがワンサイズ下げても着られないことはきっとないはず。
ただし、個人的にはややゆったり目が男らしくてかっこいいのではと思います。
ご参考まで。
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